マスクをつけて 第4弾

9月最後の日曜日、9月27日に「学院長特別講習」を開催いたしました。

平成12年より20年続く行事で、今回は21回目「南の染と織」をテーマに季節の装い方・おしゃれな装い方を研修しました。

毎年50名で講演いたしますが、今年は朝のクラス25名、昼のクラス25名とソーシャルディスタンスを保ち、マスクをつけての研修です。

初心者の方のために、きものや帯の格付、季節の装い方にはじまり、今年のテーマ「南の染と織」を実際にきもの・帯・帯あげ・帯締をコーディネートして展示いたしました。

紅型中興の祖、城間栄喜さんの「紅型小紋」、今年100歳を迎える人間国宝、平良敏子さんの「芭蕉布」には一同目が釘付けになりました。

大島紬の種類の多さにも改めて感心しました。

結びは「扇の歴史」です。奈良時代の団扇にはじまり、平安時代の桧扇を経て現代の末広まで興味深い話題にあっという間の2時間でした。