毎週金曜日の午前10時~12時、ノートルダム清心女子大学・同窓会文化講座「きもの着付講座」を担当しております。
この講座は昭和59年から続いている人気講座です。最初はゆかたを着ることから始めて、訪問着、留袖までのきものが自分で着られるようになります。
毎週受講生は、紬・小紋・色無地・訪問着など、持参した思い思いのきものに帯を結ぶお稽古をします。
お稽古を始めたのは今年の5月からですが、どの生徒さんも、手早くきれいに着られるようになりました。
学院では、きものを着ることの他に、美しい立居振舞、身のこなし、きものの知識なども身につけていただけるようにカリキュラムを組んでおります。
今回の授業は、「きもののときのマナー」でした。
「着る前の心がまえ」や「出かける時の準備・持ち物」などの講義のあと、「美しい礼の仕方」「ふすまのあけしめ」「座ぶとんのあて方」「はきものの脱ぎ方」などを実習していただきました。
受講生の皆さんは大変のみこみが早く、授業が終わる頃にはすっかり「大和なでしこ」に変身です。
まだ大学生の生徒さんの身のこなしを見ながら「日本の女性はかくありたい」と思いました。
「なでしこジャパン」の活躍もあり、日本女性の奥深い可能性を感じる今日この頃です。