今週の木曜日、仕事の合間を縫って、岡山県立美術館で8月21日まで行われている「琳派・若冲と雅の世界」を鑑賞してきました。
岡山県立美術館も8月31日まで展開している「ユカタ街あるき」参加店で、入口で「きもの姿の方は割引になります」と言われ、その恩恵を受けることができラッキーな気分でした。ちなみに我が校、むつみ京都きもの学院も参加店で、その期間に来校して入学をお申込みされた方は入学金(2000円)免除の特典があります。
岡山県立美術館の順路にそって入館しますと、縄文・弥生時代の美術にはじまり、平安・鎌倉・室町・桃山・江戸時代にわたる絵画・彫刻・書籍・諸工芸の作品に目を奪われ、至福の時間を過ごさせていただきました。
中でも四季を彩る草花には心を洗われ、きものの図案に植物文が多いことも納得しきりです。
その日は残暑厳しく「涼やかな装いで」と思い、紺地の能登上布に生成の会津からむし八寸帯、夏大島に黒地の越後上布の帯のどちらにしようかと迷いましたが、夏大島に黒地の越後上布の帯を装って出かけました。
越後上布の帯は小河正義さんの作で、身体にひんやり気持ち良く、締め心地も快適です。
お陰でその日は、心身共にさわやかな1日でした。