毎年10月22日に行われます京都の三大祭の一つ「時代祭」に焦点をあわせ、本学院の「きもの教授・教授補認定式」が京大芝蘭会館において厳かに行われました。
「時代祭」は平安遷都1100年を記念し、明治28年平安神宮が造営され、その記念祭として延暦から明治に至る千年余の文物風俗を模した、時代風俗絵巻の行列です。
今年は前日からの雨模様で行列は延期になりましたので、古代友禅苑で「友禅染」の体験コースに変更いたしました。
受講生の皆さまは熱心に取り組み、小風呂敷に型友禅で描き、各自の名前を入れ、記念に残る作品を作りました。
その後の認定式では、京都きものコンサルタント協会の熊谷理事長より「きもの教授・教授補」の免許、本学院の古谷理事長より「衣紋道名」「木看」が手渡されました。
真新しい木看を手にした授与者一同、改めて「きもの文化普及」に取り組み、ますます「きものの輪」が広がることを願いました。
写真はその日の一コマです。