新年を迎え、1月5日は毎年恒例の吉備津神社初詣にまいりました。
初詣ということもあり、一同、思い思いの晴やかな装いです。私はグレー地に竹文様のつけ下げ、帯は波に宝づくしの文様でお正月を祝います。竹はまっすぐ伸び、根をしっかり張るので繁栄を表します。
お詣りの講師一同、手を清め、本殿で一年の繁栄を祈願して、いよいよ今年も「きもの文化普及」がスタートしました。
今年一番の行事は、成人式の振袖着付けと、本学院が昭和59年より全国に発信した着くずれ直しのボランティア団体「きもの救急隊」の出動です。今年も成人式会場の岡山ドームとマスカット球場に出動して、お直しのお手伝いをさせていただきました。
20歳を機に日本の民族衣裳「きもの」を正しく理解し、日本人としての誇りを持ち、そして美しく着飾るだけでなく、きものを通して立居振舞、大人としてのマナーも身につけていただきたいと思った一日でした。
写真はその日の一コマです。