暦の上では春を迎えましたが、厳しい寒さが続き本当の春はもう少しのような感じですね。
せめて「装いは春らしく」と梅の文様の帯やお雛様の帯を結んで楽しんでおります。
前回のブログでは、平成26年1月6日の吉備津神社初詣の様子をご紹介しましたね。
その後、1月12日(日)には成人式きもの着くずれ直しボランティア「きもの救急隊」が岡山ドームと倉敷マスカット球場に出動しました。
この救急隊活動は、昭和59年に本学院が全国に先がけて提唱した運動です。
今年で30年を迎え、今年も新成人の着くずれ直しのお手伝いをいたしました。
1月19日(日)には、学院講師・師範の先生方の新年互礼会が岡山アークホテルで開催され、全員がそれぞれ新年の抱負を語り、一年がスタートしました。
ここで、衣紋道髙倉流たかくら会 岡山道場の活動もお知らせします。
1月25日(土)、1年間の有職故実・衣紋道の興隆発展を祈念し、一門の研鑽を誓願する式典「衣文はじめ」が東京・ホテルニューオータニで行われ、私と門弟2名が参加しました。
2月9日(日)には、岡山道場にて、きもの教授の先生方の研修会「授睦之会」が行われ、門弟4名による「袿袴道中着」のお服上げが行われました。
袿袴道中着は、昨年、伊勢神宮の式年遷宮の折、池田厚子様・黒田清子様が袿袴道中着に小忌衣(おみごろも)をつけて奉幣されたお姿をご覧になった方もいらっしゃると思います。
3月2日(日)の後楽園開園記念日には、後楽園鶴鳴館で午後1時より十二単のお服上げをいたします。
今年は毎年恒例の「きもので観る梅まつり」と同じ日になったので、梅まつりの参加者にも楽しんでいただこうと思っています。
4月の第一土曜日には、これも恒例の学院行事「きもの供養」を吉備津神社で行う予定です。
春が来るのが待ち遠しいですね。