毎年第2土曜・日曜の2日間、むつみ京都総合学院「きもの教授補講座」が、最上稲荷山・顕妙閣で行われています。
今年は開講以来20回目の節目の年になりました。
早い梅雨明けで2日とも天候にも恵まれ、盛会のうちに20回目の講座を終えることができました。
第1日目の講座は、宮廷装束「十二単」の講義と実技指導です。
十二単誕生前の「奈良朝服」、誕生後の「水干」との装束の構成を対比しながらの授業となっています。
受講生たちは初めて装束の実物を目にし、感動しているようでした。
第2日目の講座は、「創作帯結び」です。
今回は、東日本大震災の一日も早い復興への思いを込めて「和(なごみ)結び」とそのバリエーションを指導しました。
一つの結び方から色々な形に応用ができ、簡単で華やかな帯結びです。
受講生はお互いの背中に楽しく帯結びを練習しました。
教授補講座の最後は、京都きものコンサルタント協会・熊谷晋一理事長の講演で締めくくられました。
受講生一同、2日間熱心に講座に取り組みました。
10月22日に京都で行われる認定式で、京都きものコンサルタント協会より免許状をいただくことになっています。
写真は講座の一コマです。